時効援用についての説明

「時効」と聞くと誰でも一度は耳にしたことがあると思いますが、時効を援用することによってさまざまな権利を消滅させることができます。それは「借金」についても同じく帳消しにすることができます。しかし、時効援用を行うにあたって、ただ返済期間を過ぎただけでは帳消しにすることはできません。時効援用とは「相手方に時効の制度を利用する旨を相手方に伝える」ことで初めて成立する制度なので、その意思を債権者に伝える必要があります。この時に、借金を時効によって帳消しにすることを「消滅時効」、時効の制度を利用することを相手に伝えることを「時効の援用」といいます。

消滅時効の手続き方法

借金を消滅させるために、「時効援用通知書」を相手方に送る必要があります。時効援用通知書とは文字通り時効制度を利用する旨を相手に伝えるための書面のことを指します。時効援用書面にはいくつか記載のポイントがあります。まず、効援用通知書では対象となる借金について特定する必要があります。いくら時効を援用したとしてもどの借金について時効を援用するかが明示されていなければその通知書には何の効力もありません。借金を特定するために、借入日や借入金額、名前や契約番号などを記載する必要があり、これらが全て記載されていれば十分に特定が可能とされています。また、また、時効が完成しているかや時効を援用することを必ず書面に記載することも必要とされているため、この点は特に注意しておく必要があります。

借金には、返済できずに所定の期間が経過すれば、返済請求をする権利が消滅される制度があります。その際、債務者に対して時効消滅の権利を適用する意思表示が必要になります。このことを時効援用といいます。

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